全員が声を出して
 一致団結。

牟呂中学校女子ソフトテニス部

牟呂中学校
女子ソフトテニス部

牟呂中学校女子ソフトテニス部。
「さー皆さん、声出して、行きましょう、わっしょい」の声がコートに響き渡る。

3年生が引退し、新チームになり、チーム力を高めるためにルールを作った。
ボールの空気入れは全員で協力して行うこと、など準備に関することから、挨拶や言葉遣いなどの生活面、マナーに関することまで、10以上のルールを作った。

その中でも、部員が最も意識しているのがこの“声出し”である。
伊東鈴乃さん、宇佐美詩乃さん、野口京香さんの2年生3人に話を聞くことができた。
練習中は、膝をしっかり曲げて打つことや、肘の角度、足の動かし方と、個人個人の明確な技術を意識しながらも、3人が共通して話すのは、声出しの重要さ。楽しい雰囲気をつくり、挨拶がしっかりとできるためにも、常に声を出していると言う。
仲が良く、まとまっていた3年生を手本に、毎日考えながら部活動に取り組む。

今年から女子ソフトテニス部の顧問となった松浦秀樹先生は、「今回作ったルールのように、牟呂中女子ソフトテニス部として、代々続くような伝統を作ってあげたい。技術の向上はもちろんですが、挨拶や言葉遣いを大切にし、周りの人から応援されるチームにしたいと思っています」と話す。

チームの弱点はフットワーク。
それを克服するため、夏の間はフットワークを重点的にトレーニング。
練習や試合を経て、勝ちへの欲が出始めてきた。

彼女たちは、個人戦で、そしてここ数年遠ざかっている団体戦での東三河大会出場を、一致団結して目指す。

牟呂中学校女子ソフトテニス部 牟呂中学校女子ソフトテニス部 豊橋メイツクリニック




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