西村貫太

プロになり
 世界で活躍するのが夢。

西村貫太
本郷中学校3年生

スケートボード競技は一定のコースを滑り、ジャンプ、空中動作、回転など、技の難易度や高さ、スピードを評価する採点競技。東京2020大会で新種目として加えられることになっている。競技選手の年齢層は低く、10歳代後半から20歳代が中心であるため、若くて実力のある選手が次々と登場している。本郷中3年生の西村貫太君はそんな実力選手のひとり。昨年行われたASJA全日本選手権大会にも出場し国内ランキングにも名を連ねている。ランキングはまだまだ上位ではないが今年7月に行われた中部地区の大会では7位に入賞している。

サーファーのお父さんの影響でサーフィンの手始めのつもりでスケートボードに乗ったのが6歳の頃。以来、年齢を重ねるごとにスケートボードの魅力に惹きつけられた。毎日数時間にわたり休むことなく練習をし続け、既に10年近くなるという。

そんな貫太君はチームに所属することもコーチを付けることもなく、お父さんと一緒に研究をし、技の習得に努めてきた。1つの技を完成させるために繰り返し同じ技を練習し、できるようになったらまた次の技にチャレンジする。

豊橋総合スポーツ公園スケートパーク(神野新田町)は毎日の練習場。幼い頃はここで出会ったお兄さんたちが貫太君にスケートボードを教えてくれた。そんな仲間が今では全国の舞台で活躍する貫太君をみんなで応援してくれているという。

「将来はプロになる。世界で活躍し、みんなにスケートボードの魅力を伝えるのが夢」とはっきりとした口調で話す。そのためには学力も疎かにできない。特に英語には力を入れているという。特殊競技なだけに部活動には所属せず、毎日一人で練習を続け、勉強との両立を図る実にストイックな中学生だ。

お母さんはやはり危険な競技なだけに怪我を心配する。これまで3度の骨折、それに近い怪我は数えきれないほど繰り返してきた。しかし貫太君に怪我の恐怖など無い。体中のあざはむしろ努力の証、それ以上にスケートボードが楽しくて仕方がないようだ。

ボードもシューズも1か月程で買い替えなくてはならないし、各地に遠征にも行く。両親の協力なくしては成り立たない。「大好きなスケートボードを好きなだけやらせてくれる両親には本当に感謝している」と恥ずかしがらずにお母さんの前でも言い切る。貫太君からは必ずプロになって夢を実現させるのだという強い意志が感じられる。明確なビジョンを持ち将来に向け目を輝かせていた。

セブンイレブン

永井海苔

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