ボッチャ体験 初めてのボールに興味深々。
ボッチャ体験授業 南稜中学校
7月3日に南稜中学校体育館にて開催されたボッチャ体験授業、「デリボ」出張型ボッチャ指導の様子をレポートする。
ボッチャはヨーロッパ発祥の障がい者のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目にもなっている。競技の特徴として老若男女、障がいの有る無しに関係なく楽しめ、誰もが一緒に競い合えるスポーツ。そんなボッチャはまだまだこれから普及されていくと思われる競技。
今回は南稜中学校で、豊橋特別支援学校の教員でenjoy☆ボッチャ代表でもある鈴木祥子先生を招いて特別授業が開催された。授業を受けたのは特別支援学級の1~3年生の生徒およそ20名。
初めにボッチャについて先生から説明がされた。ボッチャを既に知っている生徒はわずか5名程度。ボールの特徴や扱い方のコツ、また基本的なルールについて生徒たちは初めて聞く先生の話に真剣に耳を傾けた。
まずは簡単な遊びからボールに慣れてみる。ボッチャはボールをジャックボールという中心になる白いボールに近づける競技。練習用の筒の近くやシートの上にボールを止める練習をするのだが、どうしても思いっきり転がしたくなってしまう生徒も。
なかなか思うようにならないボールの扱いに生徒たちはどんどん夢中になっていく。そして徐々に慣れてきた頃、いよいよ本格的にボッチャ競技をやってみることに。先生も生徒も男子も女子も対等に戦える競技。これがボッチャの最大の特徴。しかし実際には非常に奥深い競技だという。
ボールが非常に高価な為、手軽に楽しめる競技ではないが、鈴木先生は少しでも多くの人にボッチャを知ってもらおうと活動を続けている。また、講習を受けた団体には競技ボールセットの貸し出しも行っている。興味のある方はJrアスリート編集局まで問い合わせを。
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