前芝中ハンドボール部県大会3位入賞。
ハンドボールクラブ「ファーマーズ」のメンバーが多く在籍する前芝中学校ハンドボール部が3年ぶりの県大会出場を果たした。愛知県内には全国大会でも通用するようなチームが多くあり、ハンドボール王国愛知と呼ばれているそうだ。そんな強豪ぞろいの愛知県中学生ハンドボール大会で見事3位に入った。3位に入ったメンバーにインタビューするため、ファーマーズの練習を訪ねた。
彼らの一番印象に残っている試合は、県大会に出場を決めた東三河大会の決勝戦、塩津戦だという。19対19の同点で迎えた残り3秒、坂本幸大くんの値千金の決勝ゴール。決まった瞬間、「本当にうれしかった」と幸大くん。県大会でもキャプテン牧野珠大くんのシュートがよく決まり、彼を中心に苦しい試合展開も乗り越えながら準決勝まで駒を進めた。
県大会に出場したことによって、一人一人明確な課題を見つけたようだ。サイドシュートや相手へのプレッシャーのかけ方、シュートを決めきる力など喜びよりももっと成長したいという彼らの思いをインタビューから感じることができた。これから必要なことは基礎からの精度アップとハンドボールに対する理解度であると痛感した今大会だったようだ。ファーマーズではこのチームを卒業した桜丘高校のハンドボール部メンバーや地域のOBと練習できる環境がある。地域一丸となって、上を目指していく。
