ラークスの伝統を繋ぎ、全国で勝てるチームへ
愛知豊橋ボーイズ
スカイラークス
かつては「豊橋スカイラークス」として歴史を築いてきたチームだが、2012年にリーグの規定に伴い、名前を「愛知豊橋ボーイズ」に変更。ここ最近は春の全国大会常連チームとなり、3年前の春の全国大会では、ついに全国制覇を成し遂げた。そんな硬式野球チームを取材した。
豊橋市内だけではなく、東三河全域からメンバーが集まり、全国大会出場、さらには全国で勝てるチームを目指している。
昨年の春の大会も全国大会の出場権を持っていたが、コロナの影響で大会は中止。3年生は悔やんでも悔やみきれないこの気持ちを高校野球にぶつけてほしい。
このチームの1期生でもある中野監督は、「長く野球をやってほしいからこそ、最低限のポテンシャルや基礎を養ってほしい」と伝統あるチームの指導にあたる。
1点も取られなければ絶対に負けることはないとしっかり守って1点を確実に取りに行くのがこのチームの野球。守備練習にかける時間はとても多く、1日みっちり守備練習したこともある。
春の全国大会予選として行われた支部大会では惜しくも準優勝。ここからの戦いは、まず5月に行われる中日本大会への出場を目指す。そして、勢いをつけて夏の全国大会出場を狙う。春の全国常連チームも、夏の全国は10年くらい出場できていない。感謝の気持ちを忘れず、出場権を持っていながら、全国の舞台を味わうことのできなかった先輩たちの想いも背負い、勝てるチームを作っていく。