男子は石巻、女子はFINSが熱戦を制す。
『第25回豊橋スポーツ少年団ミニバスケットボール交流大会』
兼『第32回豊橋市内ミニバスケットボール選手権大会』
3月6日13日に開催された本大会は、6年生の集大成となる最後の大会である。今年の6年生たちは、コロナの影響でほとんどの大会が中止となった。そのため、この大会にかける思いは例年以上だ。
女子の決勝戦は、5年生主体のチームながら、二川との準決勝を辛くも勝利したシーガルズと、圧倒的な得点力で勝ち上がってきたFINSの試合となった。前半はどちらも強度の高いディフェンスでなかなか得点が入らない展開。3Qからオールコートで前からプレッシャーをかけるFINSのディフェンスがうまく機能し、一気に得点を重ね、流れを引き寄せた。シーガルズも必死にリバウンドを取り、得点につなげたが、最後はFINSが33対30で優勝を決めた。
FINSの伊藤監督は、「1年の集大成として、最後の決勝戦で、今年一番のいい試合をして、優勝することができた」と称えた。
男子の決勝は、予選をともに1位通過した、石巻と二川の試合となった。石巻はシーガルズとの延長戦を制して決勝に駒を進めた。
決勝戦は、試合を通してリバウンドを徹底し、外からのシュートで得点を重ねる石巻に対して、チームでボールを回して隙あれば確実に得点を重ねる二川という展開。終盤に石巻の3ポイントが確実に決まり、徐々に得点差を広げ、47対34で優勝。
石巻の井田監督は、「リバウンド、ディフェンスをチーム全員で行うことができ、得意の3ポイントを決めきることができた。石巻らしい試合が決勝戦でできた」と話した。
どのチームの選手たちも、これまでの練習の成果を思う存分発揮できた試合となったのではないだろうか。
大会結果
男子
優勝 石巻ミニ
準優勝 二川M.J
3位 FINS豊橋南部
女子
優勝 FINS豊橋南部
準優勝 豊橋シーガルズ
3位 吉田方
男子決勝戦
石巻VS二川
47-34
女子決勝戦
FINS豊橋南部VSシーガルズ
33-30