基礎から学び、将来はJリーガー
リコプエンテFC ジュニア
小学校3・4年生で構成されているジュニアチームは、4月から本格的に活動を始めたチーム。このチームでは、サッカーを始めたばかりのメンバーがサッカーの基本となる、ボールを止めて、蹴る、そしてボールを失わずゴールまで運んでいくことができるように指導し、高学年になった時に複数人数でプレーできるスキルを養うことを目指している。この日も基礎のドリブル練習を行ったり、2面に分かれてミニゲームを行いながら、スペースの見つけ方を指導者もコートの中に入って教えたりしていた。指導にあたる林コーチは「今のメンバーには一期生として、これからの子どもたちにいい影響を与えてほしい。そのためにも指導者は伝えられるスキルを余すことなく伝えていきたい」と話した。
2学年一緒に練習をしているからこそ、発足当初はメンバーの意識に差もあったが、今では3年生は4年生に勝ちたいと一生懸命に練習し、4年生も3年生には負けられないと危機感を持って取り組んでいるという。プライベートでも学年に関係なく仲のいいチームだが、練習はみんな真剣だ。杉浦央隼くんは「声を出し、練習に入る切り替えをしっかりして練習に臨んでいる。アゼリアカップで優勝することを目指して、きつい練習も頑張っていきたい。将来はメッシのような上手な選手になりたい」と話した。
「将来はこのチームからサッカーを始めて、プロを目指し、Jリーグにチャレンジするような選手が出てきてほしい」とコーチ陣は話す。真剣勝負はすでに始まっている。