仲間を信頼し全員で東海大会へ
石巻中男子バスケットボール部
春の大会では最後の一秒まで粘り強くプレーし、東三河大会優勝。大会が終わるごとに次の大会の目標を定める石巻中男子バスケットボール部。次の目標は、県大会優勝だ。
とにかくバスケが好きなメンバーが多く、日ごろの練習からモチベーション高く練習している。経験者を中心にしっかりと声を出し、チームを引っ張っているという。この日の練習は夏の大会が近く、基礎練習で体を十分に動かした後、ゲーム形式の練習を行っていた。試合さながらに声をかけ合い、いいプレーにはみんなで盛り上がり、士気を高めていた。
チームの特長は、必ず練習中に先輩が後輩の面倒を見る時間があること。3つのチームに分かれて先輩と後輩が一緒に練習するように練習のチーム編成が行われているそうだ。互いに尊重し合い、自然と信頼関係を築くことができる。顧問の加藤先生は「周りから応援されるチームを目指している。バスケを通して厳しい社会でも生きていく力をつけてほしい」と話す。県大会を優勝し、東海大会出場を目標に掲げたキャプテンの古田椋也くんは「互いに刺激し合い、意見を出して練習に取り組んでいる。誰が試合に出ていてもチームの雰囲気がよく、分け隔てなく、みんなで応援できている。夏の大会ではキャプテンとしてチームがつらい時にチームを鼓舞するプレー、そしてリバウンドや泥臭いプレーも積極的に頑張っていきたい」とチームの様子と夏の大会の意気込みを語ってくれた。
夏の大会には、チームの信頼関係を最大限に高めて、チーム全員で県の頂を目指す。