地域でレベルアップ

石巻中学校水泳部

石巻中学校 水泳部

今回は、大会に向けて一生懸命練習に取り組んでいた石巻中水泳部を取材した。顧問の雪山先生は「泳げる子も泳げない子も全員水泳を好きになって、卒業した後も水泳に関わってほしい。そして、水泳の練習は孤独だが、仲間との繋がりを大事にして他人のことを思いやり、他人のことを考えられる人になってほしい」と指導にあたる。石巻中水泳部は、地域クラブSKITSとも連携しながら練習を行っている。練習時間の短い部活動ではドリルを中心にフォームを意識しながら練習に取り組み、SKITSでは高校生とも一緒に練習をし、体力強化のため泳ぎこみを行っているそうだ。中学校から水泳を始めるメンバーもおり、それぞれのレベルに合わせて目標を設定している。そんな中、2年連続で全国大会へ出場した野末栞菜さんが他の選手の手本であり、大きな目標でもある。そんな野末さんが全体のレベルアップの大きな存在となっている。東三河大会では総合優勝を果たし、女子のフリーリレーは県大会で6位に入賞し、東海大会出場も果たした。キャプテンの久納颯斗くんは「みんなで楽しく練習ができており、チームの雰囲気もすごくいい。水泳部の代表として挨拶も率先して行い、自覚をもって行動するようにしている。高校になっても水泳を続け、上の大会を目指して頑張っていきたい」と高校生活も見据え話してくれた。初めて50メートルを泳げた子がいたときはチームみんなで拍手して喜べるチーム。スキルレベルは一人一人違うが、真剣に練習に取り組むなかにもあたたかい雰囲気が感じられるチームだ。

 

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