民内先生を招き、運動講座を開催(野球講座)
密着取材
4月1日(土)豊橋総合スポーツ公園多目的広場にて野球講座が行われた。東京大学大学院で運動動作を研究し、博士号を取得した民内先生が講師として8名の参加者に指導を行った。
まず初めに行ったのは「歩行」の動作。「普段から当たり前とされている歩行動作こそ運動機能を最大限に引き出す上でとても重要な動きになる」と民内先生は熱く語る。地面を蹴るという指導は一昔も前の考え方で、エネルギーをより前に伝える動きが現在世界のトップアスリートが取り入れている最新の技術。その意識で歩行からランニング、ダッシュと徐々にスピードを上げていく度に参加者からは「今までと全然違う」とこれまでとの大きな違いを開始早々から感じていた。後半からは、キャッチボールと素振りを行い「ピッチングフォーム」、「打撃フォーム」の指導へ。参加者から「ボールやバットに力が伝わらない」という悩みに対し、民内先生は前半の歩行動作の応用法と下半身の正しい使い方についてアドバイス。指導後のあまりの変化に本人は勿論、周囲の参加者も声を上げるほどだった。
民内先生は、子どもから大人まで数々の記録を打ち立てている現役アスリートを多数指導。全国から指導依頼が絶えない中、数名に絞って直接指導を受けられるこの講座はとても魅力的で貴重だ。この機会を逃さずと連続で参加する子どもたちの行動力にも感銘を受けた。レベルアップを図りたいならぜひスポーツRe:makeへ。