活躍を誓う期待のティーンエイジャー 高橋 快成選手に独占インタビュー
今回は、特別指定選手として加入している高橋快成選手(中京大学)を取材した。高橋選手がバスケを始めたのは小学校1年生のころ。父や2つ上の兄がやっていたのを見て始めた。昔から負けず嫌いで「相手にどうやったら負けないか」を考えながらずっとバスケをしていたと語った。練習時間は学校がある日でも1日6時間と朝から夜遅くまで練習し、辛い時もあったが、それ以上にバスケが大好きで楽しかったから続けられた。バスケットボールと一緒に寝ると安心してよく眠れたとも話してくれた。
小さい時の夢は、もちろんプロバスケットボール選手。これはバスケを始めた時からの夢で、当時からの憧れである田臥勇太選手の、どこから繰り出すかわからないアシストをするプレーを見て「できるようになりたい!それを見たお客さんの歓声を浴びたい!」と思い、ずっとバスケ三昧の毎日だったと語る。他のスポーツはやらなかったのかと問うと「やりたいと思わなかった。体育の授業では、サッカーなど他のスポーツをする機会があったけど、それよりもバスケをもっとやりたい。体育の授業全部バスケでも良いくらいやりたい」と話すほど高橋選手の日常にバスケがあった。
今頑張る子どもたちへのアドバイスを聞くと「まずは頑張りたいことに向き合うことが大切」と教えてくれた。例えば、バスケをやりたい場合は、家でボールをついたり体育館を借りたりして、その環境を自分で作ることが大事。そのためには両親に気持ちを伝えて環境を一緒に作ってもらうようにお願いすることも良い。もし反対されても人のせいにせず、自分ができる範囲で向き合う時間を作ることが大切だと話した。また、バスケが上手くなりたい子どもたちへは、ボールを強くドリブルすること。最初は見ながらでもいいから、失敗したら突き指するかもと思うくらいの力を込めてドリブルする。そうすることで攻撃中に相手にボールを取られる回数が減っていったと自分の経験談から得た上達のコツを話してくれた。会場に来る子どもたちに向けて「ハッスルプレーやシューター陣を生かすようなアシストをするところを見てほしい」と意気込みを語ってくれた。
今シーズンも残り少ないが、高橋選手のパスセンスからチームの勝利を導いてほしい。今後の活躍に期待したい。