悔しさをバネに全国大会出場!

牟呂中男子駅伝部

悔しさをバネに成長を続けている牟呂中男子駅伝部。11月11日(土)に行われた第72回愛知県中学校駅伝大会で逆転優勝を果たし、12月17日(日)に開催された第31回全国中学校駅伝大会への切符を掴み取った。
しかし、全国出場への道のりは決して簡単なものではなかった。このチームは、小学校時代から一緒に走っているメンバーが多く、小学校時代に出場した駅伝大会ではともに悔しさを味わっていた。中学では一緒に悔いのない走りをしようという思いを持って進学した。昨年挑んだ県大会では入賞を目指し出場したが、21位という結果で悔し涙を流した。チーム全員で悔しい思いを持っているからこそ、今年の練習はハードに取り組んだ。ただ多くの距離を走るのではなく、1本1本の質を高めて持久力やスピード強化のトレーニングをこなしてきた。コーチも練習メニューをただ伝えるのではなく、細かく意図も伝えて、個人の記録を見て別々のメニューを渡していた。みんなで質の高い練習を乗り越えてきたからこそ成長を遂げ、今年の県大会優勝という結果までたどり着いた。4区で区間賞を獲得し、優勝へ導く走りを見せた波多野翔太くんは「最初のペースは速くなりすぎないように注意して、終盤に相手を抜かすことを考えながら走った」と話す。キャプテンの呉山海斗くんは「駅伝はチームワークを確かめられるところが好き。2区の仲間に早く襷を渡せるように、チームのために走った」と話してくれた。全国大会の結果は、27位と中位だった。来年も出場を目指し、練習に励む。

 

 

芋ひさ

 

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