体育館に入るとすぐに全員が大きな声で挨拶をしてくれた高豊ウイングス女子。

高豊ウイングス女子

体育館に来る方はチーム関係者以外でも必ず挨拶をするようにと指導しているそうだが、礼儀・マナーとして当たり前を伝えているだけではなく「人に気を遣えるように」と教えているという。人に気を遣うことができる選手は広い視野を持ってプレーができるようになり、次の人がプレーをしやすいようにするにはどうすればいいか考えることができるようになる。高豊ウイングスの1期生でもありチームの指導にあたる田中さんは「バレーボールは周りを見ないとできないスポーツ。どんな状況になっても自分だけのプレーにならず周りを意識してプレーできるようになってほしい」と話す。当時一緒にやっていたメンバーも指導に来てくれるそうで、地域でチームの指導を行っている。新チームになり、6年生3人を中心に今年の目標を「東海大会出場」に決めた。5月の東三河予選で勝ち上がり、6月の県大会でベスト4に入れば東海大会へ出場できる。まずはチーム一丸となってこの目標を目指す。新キャプテンの冨平佳央さんは「セッターとしてボールをしっかりとつなぎ、周りをしっかり見て指示を出していきたい。どんなパスでも安定したトスを上げられるような選手になりたい」と意気込む。昨年度キャプテンの河部成恵さんは「みんなで繋いで点をきめるところがバレーの魅力。後輩たちには楽しくバレーをしてほしい」と話す。指導する大人たちも子どもたちと一緒に成長していき、共に東海大会を目指す。

 

夢のおてつだい

 

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