明るく楽しく 目指すは県ベスト4
FINS南ジュニア
バレーボールクラブ
とにかく粘って、つなぐバレーが持ち味のFINS南ジュニアバレーボールクラブを取材した。過去に男女それぞれ、そして混合でも全国大会に出場経験のあるチームで子どもたちは少しでも偉大な先輩たちに近づけるように日々練習に取り組んでいる。ただし、どんなすばらしいプレーをすることよりも楽しんでバレーをすることを大事にし、「明るく楽しく練習に取り組もう」と必ず練習前に声をかけるそうだ。それは、何より南ジュニアでプレーしてよかったと思えるチームを目指しているからだ。8月に行われた県大会では、ベスト4に入ったものの3位まで出場権のあった東海大会出場を逃す悔しい想いも経験した。男子キャプテンの久保田隆くんは「バレーボールはみんなと楽しく練習できるところが好きで特にフォローというつなぐための練習が好き。キャプテンとして仲間がテキパキ行動できるように声掛けを意識している。もっと強いスパイクが打てる選手になり、県大会ベスト4を目指す」としっかりと話してくれた。女子キャプテンの岩本菜津さんは「最近はアタックが打てるようになった。自分のできないプレーができるようになると嬉しい。兄弟みんなバレーをやっていてお姉ちゃんの姿にあこがれてバレーを始めた。女子メンバーを増やし、みんなで県大会に出場したい」と明るく話してくれた。どんな壁にぶち当たっても何事にも負けずに頑張ってほしいとバレーを通して大人になっても必要なことを伝えている。試合を通して味わった悔しさをこれからの試合にぶつけて成長してほしい。