「誰一人欠けることなく、全員で一つのチームをつくることに意味がある。レギュラーだけが必要とされているわけじゃない」

中学軟式野球
田原JDRクラブ
そう話してくれたのは、田原JDRクラブの杉原監督だ。ランナーコーチやスコアラーなど、チームに貢献できる仕事を自ら探して行動することも、社会で必要とされる人材になるために必要な力だと指導陣は考えている。実際にマシンを使用したバッティング練習の際には、球集め、守備練習、バッティングと円滑に練習が回るようにそれぞれ素早く動いていたのが印象的だった。また、競技人口が減っている昨今、野球を長く続けてもらうことを意識した活動をしているのもこのチームの特長だ。毎朝の細かな体調管理や、保護者の負担を減らす工夫など。野球を長く続けること、楽しんでプレーをしている姿をみせることが親御さんへの一番の恩返しになるという想いが込められている。
来年度からキャプテンを任される柴田琉希くんは「今は任された役に不安と楽しみの両方を感じているけど、信頼されるキャプテンになれるように頑張りたい。1試合毎に成長できるように、全力で勝ちに行きたい」と話し、ピッチャー兼副キャプテンの山本健斗くんは「一人ひとりの意見を聞いて、チームが一つにまとまるサポートをしたい。夏の大会までに1試合を投げ切れる体力をつけたい」と、それぞれ力強く話してくれた。
目指すは県ベスト4、団結・貢献・感謝の心を持ち、チーム一丸となって勝利を目指していく。
活動日:土日祝
時 間:9:00~17:00
場 所:田原中学校
連絡先:090-5856-2542 代表 加藤)


