2月17・18日(土・日)に豊橋市総合体育館で豊橋選手権大会が行われた。

第28回豊橋スポーツ少年団ミニバスケットボール交流大会
第35回豊橋市内U12バスケットボール選手権大会
男子決勝には、予選から負けなしの豊橋北部と豊橋選手権大会優勝経験のあるFINSとの戦いとなった。1Qは積極的な攻め合いとなり6対6の同点で終了。2Q開始後もお互い譲らず得点を重ねるが、残り2分のところで3ポイントを決め、勢いに乗った豊橋北部が連続で得点を追加し一歩リードした。3Qではパスカットから点を決め、緩急のあるドリブルとパスワークで隙を作り、連続得点につなげるFINSだが、粘りのある豊橋北部のディフェンスになかなか点差を縮めることができなかった。最終4Q、ベンチメンバーともハイタッチをかわし、気合を入れなおした豊橋北部がリバウンドへの素早い反応を見せ得点を重ねた。負けじとFINSも積極的にゴールを狙うが、勢いの止まらない豊橋北部が硬いディフェンスから相手のミスを誘いリードを広げ、55対28で勝利。選手同士笑顔で抱き合い喜び合った。豊橋北部の藤田コーチは「一年間練習してきたディフェンスからリズムを作り得点へつなげるプレーが、決勝戦で出せたのが結果につながった」と語った。
女子決勝は、吉田方とFINSの対戦となった。吉田方の鉄壁のディフェンスにより1QではFINSは無得点に終わった。吉田方は、FINSの得意とする素早いドライブや3ポイントを意識的に抑え込んでいた。対して吉田方の攻撃は、12番山口さんの得意とする速攻を中心に得点を重ねていく。後半はFINSが勢いを取り戻すも、38対14で吉田方が勝利を収めた。吉田方の柴田翔平監督は「相手チームの分析とそれに備えた練習が身を結び、勝ちの流れをつくれた。監督・選手ともに優勝候補のプレッシャーもあったが、気負いせず、いつも通りの実力を出せたことが勝利に繋がった」と話してくれた。また、今回大活躍を見せた選手、山口栞那さんは「ロングパスや速攻でみんなのアシストもできて楽しかった!次の大会では、アシストだけでなく自分のプレーにも集中したい。チームメイトが焦っているときに、司令塔として、積極的に冷静な声かけができた」と試合を振り返った。
どのチームも仲間からの声援が飛び交う、活気あふれる大会となった。







