今年で28年目となる羽田野道場を取材した。

羽田野道場

半分は豊川市から通っているが、豊橋市、蒲郡市、岡崎市、新城市など多くの地域からもこの道場へ通っている。日ごろの練習では、特にストレッチや受け身などを特にしっかり行い、けがの予防に努めているという。基本動作が確実にできていれば、応用もすぐに習得できると考え、柔道のいろはを丁寧に伝えているそうだ。勝ち負けから学ぶことはもちろんあるが、勝ち負けはあくまで目標であり、それ以上の学びを意識しているという指導者の鈴木啓佑さんは「まずは、楽しく柔道ができるように心がけて指導している。そして柔道を通して一人前の大人になってほしい。すれ違ったときにはしっかり挨拶をして、下の子たちの面倒を見れるようになってほしい」と話す。楽しく練習できるように、ボールを使ったり帯を使ったりするミニゲームを取り入れることもあるが、逆にこういった遊びから反射神経を鍛えることができるため、結果として柔道に繋がっていく。安江美乃さんは「柔道は頑張ったら頑張った分だけ上手になり、相手を投げられるようになったり、強くなったりしていくことが楽しい。9月に出る大会ではポイントを取るという役目を果たしてチームに貢献したい」と話す。嶋田彩乃さんは「兄や姉がやっていて、練習が楽しそうで柔道を始めた。新しい技を習得して強くなっていくところが楽しい。全国大会に出場して活躍できるように頑張りたい」と意気込んだ。楽しく柔道を始め、自身の成長を楽しみ、柔道を通して仲間とともに人として成長していく。

 

株式会社アイジーコンサルティング

 

ティーズ

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