バレーは
 助け合いのスポーツ。

豊橋クラブ

豊橋クラブ

『豊橋クラブ』の結成は昭和63年。
豊橋市内で最も早く立ち上がった少年少女バレーボールクラブだ。

結成当初は豊橋全域が対象だったこともあり、団員数はみるみる増加した。その後、地区ごとに分団したり、他のクラブが新しく立ち上がるなどがあり、バレーボールクラブが市内に広がることとなる。
しかし現在では、各チームともに部員集めに苦戦。1学年だけで試合に出場できるチームは激減した。

豊橋クラブも例外ではなく、現在6年生は3人。
残り3人は下級生から選ぶこととなる。
それでも、昨年は市内大会優勝、今年は3位と、常に好成績を挙げていることには頭が下がる。

指導にあたるのは長年チームを率いている鴻村修市氏。
「バレーをやるからには、強いチーム、勝てるチームを目指すべき」と語る。「厳しい練習をしなくては強くなれない」という言葉通り、練習は厳しい。

それでも子供たちは、日々上達することを実感し、勝つことで喜びに変わる。練習には多くのOB・OGが訪れ、練習を補助。より内容の濃い練習が可能となっている。
練習はいつもトレーニングから始まる。ジャンプ力アップや体幹強化が目的だが、「何よりも怪我の予防が第一」と言う。

「バレーボールの自陣コートには敵がいない。その中にいるのは味方だけ。味方のミスをワンが駄目ならツー、ツーが駄目ならスリーでとカバーし合う。バレーボールは助け合いの精神に基づくスポーツ」と鴻村氏。

教え子たちが主力として活躍する東陽中学校はこの夏全国大会へ出場。
助け合いの先にある勝利は、やはり価値がある。

豊橋クラブ 永井海苔




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