熱血おかぴー先生施術ルポ
[第16回]オスグッド vol.4
今回、小学校4年生からバスケをはじめ、現在は二川中学校のバレー部に所属する、中学校3年生の戸田健心くんが膝の痛みを抱え、あいゆう治療院へ。
膝の痛みは、5年ほど前の小学校5年生から出始めたという。当時はバスケをやっており、はじめは身長が伸びていた時期だったため、成長痛かと思ったという。運動量にもよるが、動けば動くほど痛みが強くなるという状況だった。
どうしたらいいかわからず、5年間も痛みを抱えたままプレーしていたという。つい最近、バレー友達の親御さんから紹介を受け、藁にも縋る思いで、おかぴー先生のもとへ訪れて来た。
早速、先生が現状を確認するとオスグッドの症状だけではなく、そのほかの痛みの症状や姿勢にも影響が出てしまっていることも分かった。
原因やセルフケア、食事に関して健心くんとお母さんに過去の事例や、例え話をうまく交えながら、現在の状況を伝えていった。
健心くんは、「今までゆっくりじゃないと膝を 曲げられなかったが、すぐに勢いよく曲げられるようになって、自分でも驚いた。セルフケアは大変だが、やらないと治らないので、しっかり取り組んでいきたい」と話した。
食事に関してもアドバイスを受け、「話を聞き、普段からあまり量を食べられていなかったので、ご飯をいっぱい食べられるか不安だが、体のためにしっかり食べていきたい」と怪我の克服のため前向きに話した。
健心くんのお母さんも「オスグッドのことだけではなく、ほかの部位の異変なども気づいてくれて、体のことをいろいろと教えてもらえてよかった」と喜んでいた。
1週間後、再診に訪れた健心くんはセルフケアもしっかりと正しいやり方で続けることができており、日常生活中にひざが痛むことはなくなった。しかし、練習中などはまだ痛みがあることから、問診をすると練習のたびに痛みが出る瞬間に共通点は、「スパイクを打つ時」だった。その場でジャンプをしてもらうと、長年痛みを我慢しながらプレーをしていたためか、足の指がしっかり使えていないことが発覚。5年間で作られてしまったカラダのズレをうまく解消し、また思いっきりスポーツができるようになるまでには、もう少し続きそうだ。ただ、確実にカラダが変化していることに気が付いている健心くんはおかぴー先生の話を熱心に聞いていた。
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