2年連続
春の選抜全国大会出場。
愛知豊橋リトルシニア
野球協会
昭和55年に設立された硬式野球チーム『東三河リトルシニア』。
名称を『愛知豊橋リトルシニア野球協会』に変え、再スタートを切ったのが3年前。
昨年は9月に行われた東海・北陸6県43チームで戦った『愛知県知事杯争奪秋季大会』で3位に入賞し、2年連続で全国大会出場権を獲得した。
昨年の『第23回日本リトルシニア全国選抜大会』においては、各地区予選を勝ち上がった強豪を次々と倒し、全国3位に輝いた。全国には840以上のシニアチームがあり、その中での全国3位は実に価値がある。
監督を務めるのは橘田好正氏。チームの指導方針としては、自主性を重んじ、厳しいだけでなく、楽しいだけでもない、バランスのとれたチーム作りを目指す。野球を通じて、挨拶・礼儀を始め、周りの人に感謝の気持ちを持ち、「人の気持ち」の分かる、「真心」ある人材育成を目標としている。
スローガンは「感心・感謝・感動」。子どもたちはグランド内で全力でプレーし、のびのびとした野球を楽しんでいる。
一方で、練習中のグランドには父母たちの姿が見当たらなかった。
コーチの竹本進氏によると、「父母会の負担を極力減らし、最小限の協力で、子どもたちが野球に専念できるように心掛けている」とのこと。指導者の父母会に対する心遣いもあり、指導者・選手・父母会の三者が、親しくまとまっているのもチームの特徴といえる。
3月25日から、大阪で『日本リトルシニア全国選抜大会』が開催される。
今年のチームの躍進にも期待したい。