古豪復活を目指し新たな歴史の幕開け
二川J・H・S バレーボールクラブ
二川中のバレーボール部は県大会の常連チームで以前は盛んにクラブ活動も行われていたが、最近ではクラブチームの人数不足でクラブは解散していた。昨年の新人戦をきっかけにもっと練習量を増やさないと勝てるチームを作ることができないという声も多く、再度クラブチームを立ち上げることになった。
現3年生は一人だが、春ごろからは、ほとんどの後輩たちがクラブ活動にも参加するようになりモチベーションもぐっと上がった。
キャプテンで唯一の3年生でもある大門優太くんもチームについて「みんなで雰囲気をつくることができるチーム。後輩たちも遠慮することなく声をかけアドバイスもしてくれる」と話し、チームをまとめながらも後輩たちへの感謝も言葉に表れていた。
ギリギリの人数でスタートしたチームも今では、全員でレギュラーの座を争いながら切磋琢磨できるチームとなった。
二川中バレー部のOBたちも積極的に教えに来てくれており、学校の先生とも連携を取り、地域一体となって再び勝てるチームを目指して活動をしている。日ごろの部活動では体育館を他の部活動とシェアしているため、思う存分使うことができないが、クラブ活動があることによって、思いっきり練習することができるようになった。
子どもたちだけで、チームを立ち上げることは難しい。保護者の熱意、子どもへの愛にあふれたクラブは、新たな歴史がスタートした。子どもたちも結果で恩返しを目指し、これからも練習に励む。