好きな歌で自分を表現

田原市楽友協会 ジュニア合唱教室

田原市楽友協会
ジュニア合唱教室

平成14年4月に開設され、今年で20年目となるジュニア合唱教室。令和3年度のメンバーは田原市内の小学生15名で市内の活動が中心だが、一時は100名近くが在籍し、ミュージカルやオペラなどの舞台に参加したこともあるという。主宰の木全元子先生は「歌詞のイメージを膨らませ、情景を描きながら気持ちを歌にのせることで自分を表現することができます。歌が好きな子がもっと歌を好きになれるように、上手になれるようにと指導をしています。中には舞台の道に進んだ卒業生もいるんですよ。そういうきっかけの場所でもありたいですね」と語る。教室の練習は自由な雰囲気で、歌や音楽に興味がある子が気軽に参加できる。
3月5日、田原文化会館文化ホールで3年ぶりに第19回童謡・唱歌を歌う会が開催された。「ゆかいに歩けば」「翼をください」などを子どもたちが歌ったあとは、会場の観客も一緒に童謡や唱歌を楽しんだ。「今日は楽しく歌えました。コロナ渦ではありましたが、昨年4月から参加しています。歌が上手くなりたかったし、合唱もしたかったからです。一人だと寂しいけれど、みんなで歌うのはとても楽しい。前より声が出るようになって、歌もうまくなりました!」と話すのは、高松小5年の田村美優香さん。「緊張したけれど、イメージ通りに気持ちよく歌えました。教室では、学校で習わない曲をたくさん知ることができます。綺麗な声で歌えるようになりたいです」と、童浦小4年の太田倖奈さん。マスクを外して子どもたちが生き生きと歌う表情が見られる日が待ち遠しい。

キッズ作文教室
 
仲谷陽子税理士事務所

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