FREES 石巻校

2011年から始まったダンススクールは、はじめは指導にあたる大場さんが親戚の子どもにダンスを教えてほしいと言われたことがきっかけだった。もともと人見知りだった大場さんがダンスをきっかけに社交的になり、自己表現が好きになった経験を伝えているうちに一人ずつ指導する子どもが増え、どんどんと教室になっていき、今では年少から大人まで18クラス140名を教えるまでとなった。「ダンスはみんなで行う練習だけではなく個人練習も大事であり、コツコツ努力して成長していく。やりたいことを見つけたときに同じように努力して成功できる人になってほしい」と大場さんは話す。FREESでは、今までよりも規模を拡大し、今年初めて豊橋市公会堂にて発表会を行う。この発表会で2曲踊れるように4月から8月と9月から1月で各1曲踊れるようになることを目標に練習に取り組んでいる。ダンススキルをどんどん磨き上達したい子も増えており、その子たちのためのクラスもあるが、スキルアップを目指す子だけではなく、ダンスを楽しみたい子たちが活動する場も大事にしたいと様々なクラスを設けている。川合花穂さんは「ふりを大きく踊れるように気を付けて練習していて、踊っている時が楽しい」と話し、早川奈那実さんは「ちょっとした動作も細かく注意しながら踊っていて、踊りを覚えて踊れるようになると嬉しい」と話す。
ダンスを通して自分を表現する方法を探し、やりたいことを見つけたときに自己実現できる力を楽しく身につけたい。

 

 

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